【おうちで贅沢スキンケア】フェイススチーマーの効果と使い方とは?

【この記事ではこんなことが分かります】

・フェイススチーマーの効果

・フェイススチーマーの使い方

・フェイススチーマー使用時の注意点

フェイススチーマーってどんな効果があるの?

美容効果が高いイメージのフェイススチーマー。なんとなく高価そうだし、美容に熱心な人しか使っていないのでは…と感じていたり、使い方や具体的な効果がよく分からないと思っていたりする人も多いのではないでしょうか。

フェイススチーマーは、「美顔スチーマー」あるいは単に「美顔器」という名称で販売されていることもある家電です。その名の通り、肌にスチームを当てることによって、肌を柔らかくしたり毛穴の汚れを落としやすくしたりするほか、スキンケアと併用して化粧品のお肌への浸透を手助けしてくれる効果を期待できます。一昔前までは一部の美意識が高い人のための家電という印象のあったフェイススチーマーですが、最近では多くのメーカーから多様な機能がついたフェイススチーマーが登場するようになり、美容家電の中でも市民権を得てきた印象があります。ここでは、そんなフェイススチーマーの具体的な効果を紹介します。

ディープクレンジング効果

メイクを落とす前に温かいスチームを顔に当てることにより、メイクが落ちやすくなるだけでなく毛穴の奥の汚れまで落とすディープクレンジング効果を期待することができます。毎日メイクをしていると、毛穴にファンデーション汚れが溜まっていったり、マスカラなどの落ちにくいメイク汚れが溜まっていったりしてしまいます。毎日しっかりとクレンジングをしているつもりでも、毛穴の奥の汚れはなかなか落ちないうえ、完璧にメイクを落とそうとするとついつい力を入れて肌を擦ってしまったりして、逆にお肌に負担をかけてしまうこともあります。

そんな時は、フェイススチーマーでディープクレンジングをするのがおすすめです。ディープクレンジングとは、肌表面のメイクや皮脂汚れを落とすだけでなく、毛穴に残った汚れや黒ずみ、古い角質までしっかりとクレンジングすることです。そのためには、肌の角質をゆるめ、毛穴を開かせてクレンジングするのが重要です。フェイススチーマーを使えば、温かいスチームを顔全体に浴びることで毛穴が開き、毛穴に溜まった汚れをしっかりと落とす効果を期待できます。結果として、フェイススチーマーによるディープクレンジングは、ニキビや吹き出物といった肌トラブルの改善にも繋がります。

お肌のうるおいアップ・浸透力アップ効果

フェイススチーマーでスチームを当ててお顔の毛穴が開いた状態でスキンケアをすると、化粧水やローションといったスキンケア用品がしっかりと肌に浸透してくれるという効果もあります。また、スチームを浴びてお肌の角質層が水分を含んでふっくらとすると、その後につける化粧水も浸透しやすくなる効果も期待できます。

髪の毛やデコルテのうるおいアップにも

一般的にフェイススチーマーはお顔にスチームを当てて使用するものですが、髪の毛やデコルテ部分の保湿に使うこともできます。最近発売されているモデルの中には、吹き出し口が広くデコルテにもスチームを当てやすくなっているものや、スチームの粒子を細かくして髪の毛にも浸透させやすくなっているものもあります。お肌だけでなく、トータルでスキンケアをしたい人にはこのようなタイプのフェイススチーマーもおすすめです。

フェイススチーマーの使い方

先述したように、フェイススチーマーを使うことによって様々な美肌効果を期待することができます。このような効果を実感するためには、フェイススチーマーを正しく使用することが大切です。フェイススチーマーの使い方は、大きく分けると「化粧水前の保湿ケア」「ディープクレンジング」という目的に分けることができます。ここでは、フェイススチーマーをより効果的に活用するための、それぞれの目的に応じた使い方を紹介します。

  • ①化粧水前の保湿ケア

洗顔をしたあとのお肌に化粧水などのスキンケアをする前に、フェイススチーマーでの保湿ケアを追加すると、スチーマーで保湿された角質に化粧水が馴染みやすくなり、スキンケア効果がアップすると言われています。

まず、クレンジングや洗顔料でいつも通りメイクを落とし、洗顔をします。その後、化粧水をつける前にフェイススチーマーを使って温かいスチームを顔全体に浴びせます。化粧水を塗る前にスチームを浴びることによって、お肌の角質に水分が行き渡り、毛穴も開きます。その状態でスキンケアをすると、通常よりも化粧水などがお肌にしっかりと浸透してくれるため、お肌のうるおいがアップします。

また、いつもよりも念入りにスキンケアをしたいという時は、化粧水でなくパックやフェイスマスクを使って保湿することもあると思います。そんな時も、通常の化粧水を塗る前と同様に、洗顔したあとにフェイススチーマー使い、パックを使います。その際、パックをしてしばらくすると乾燥してしまい、十分な時間パックを顔につけていられないこともあります。そんな時は、パックをお肌につけた後にもフェイススチーマーを使うのがおすすめです。パックをしながらフェイススチーマーのスチームを当てることにより、乾燥が進むのを防ぐことができるため、十分な時間パックをつけておくことができるようになります。

さらに、最近発売されているフェイススチーマーの中には、手持ちの化粧水をセットし、ミスト状にして塗付することのできる機能がついたものも増えてきています。化粧水や保湿ローションなどのスキンケア化粧品は、手でお肌につけるよりもコットンを使ってつけるほうがムラなく塗ることができるとされていますが、化粧水ミスト機能を使うと、コットンよりもさらにムラなくお肌に浸透させることができるようになります。

  • ②ディープクレンジング

フェイススチーマーのもう一つの主な使い方は、「ディープクレンジング」です。ディープクレンジングとは、温かいスチームを顔に当てて毛穴を開かせ、毛穴の奥に詰まった汚れまでしっかり落とすクレンジング方法です。

フェイススチーマーを使ったディープクレンジング方法は、メイクを落とす前にスチームを当てる使い方とメイク落とし後にスチームを当てる使い方とがあります。

メイク落としをする前にスチームを使う方法は、クレンジングする前にメイクをしたまま顔にスチームを当て、顔全体を温めてからいつも通りクレンジングをするだけです。スチームで顔を温めることにより、メイクが浮き上がって落ちやすくなるだけでなく、毛穴の奥に詰まったメイク汚れや余分な皮脂なども浮き上がらせることができます。メイクを落としたあとは、通常通りに洗顔をすれば完了です。

 

もう一方の使い方は、メイク落としをした後にスチームを当ててディープクレンジングをする方法です。いつも通りにメイクを落とし、フェイススチーマーで肌を温めます。その後クレンジングオイルやクレンジングクリームなどを顔に載せ、マッサージしながら毛穴の奥につまった汚れや皮脂、老廃物などを洗い流していきます。

どちらの順番でも使い方はほぼ同じですが、メイクを落としてからフェイススチーマーを使うほうがよりしっかりと洗浄効果を期待できるでしょう。

フェイススチーマー使用時の注意点

様々なメリットがあるフェイススチーマーですが、正しく使用しないと効果を実感できないばかりか、かえってお肌に負担をかけてしまったり、肌トラブルの原因になってしまったりする可能性もあります。ここでは、フェイススチーマーを使用する際の注意点を紹介します。

 

フェイススチーマーを使用する頻度

フェイススチーマーを使用する頻度は、使いはじめは週に2~3回程度から使い始めるようにしましょう。慣れたら一日一回程度を限度として使っても大丈夫ですが、肌が慣れる前に頻繁に使用すると、お肌に負担がかかってしまうことになります。また、フェイススチーマーを使っているときに肌の異常を感じたり、トラブルが起こったりした場合は、すぐに使うのを控えるようにしましょう。

 

フェイススチーマーを使用する時間

フェイススチーマーを一回で使用する時間は、10分以内程度にするようにしましょう。フェイススチーマーを長く当てすぎると、乾燥など肌トラブルの原因にもなってしまいます。効果的な使用時間などは商品説明書に記載されているので、その記載に従って使用するようにしましょう。

 

スチームを顔に当てる距離

スチームを顔に当てるときの距離にも注意が必要です。しっかりスチームを顔に浴びせようとすると、ついついスチームの吹き出し口に近づいてしまいそうになりますが、近づきすぎると火傷してしまう可能性もあります。適度な距離を保って使用するようにしましょう。

 

使用後はしっかりと保湿する

フェイススチーマーを使うと、角質がスチームで保湿されているため使用直後はお肌がしっとりとしています。しかし、そのままにしておくと水分が蒸発してしまい、使用前よりも乾燥してしまうことにもなってしまいます。フェイススチーマーを使用したあとは、化粧水や乳液・美容液でしっかりと保湿し、角質の水分を逃さないようにしましょう。

 

本体のお手入れ

フェイススチーマーを使用したあとは、本体のお手入れをしっかりとしてから保管するようにしましょう。フェイススチーマーは、水道水や精製水をセットして使う家電のため、適切にお手入れをしていないと内部にカビが生えてしまったり、水垢汚れが溜まったりする可能性があります。特に精製水を使用する場合は、水道水を使用する場合よりもカビが生えやすい傾向にあります。また、最後に使用してから数ヵ月使わないまま保管していた場合なども、カビや汚れが溜まっていたり、臭いが気になるようになったりすることがあります。内部に汚れやカビが付着したままスチームを使用すると、カビや汚れを浴びてしまうことになってしまいます。清潔なスチームを使うためにも、本体のお手入れはこまめにするようにしましょう。毎回使用した後は水タンクに入っている水は捨て、スチーム吹き出し口付近に付着した水分は拭き取ってから保管するのが基本のお手入れです。もし、カビが生えてしまったり、臭いが気になるようになったりする場合には、クエン酸を使ったお手入れがおすすめです。

ツインバードのフェイススチーマー
フェイススチーマー ESH-2787W

イオン化された微細スチームが、肌の角質層までしっかり潤し、ダブルスチームが顔全体を包み込みます。ノズルが可動式なので、胸元から額までらくな姿勢で広範囲をケア。本体の内側には角度が調整できる大型のミラーが付いているので、スチームの当たり具合やお肌の状態を確認しながら保湿ケアやディープクレンジングを行うことが可能です。