毛穴汚れ・スキンケアに悩む方必見!ディープクレンジングとは?

【この記事ではこんなことが分かります】

・ディープクレンジングとは?

・ディープクレンジングのやり方

・ディープクレンジングのスキンケア効果

・フェイススチーマーでディープクレンジングする際の注意点

ディープクレンジングとは?

「ディープクレンジング」とは、通常のクレンジングでは落としきることのできない毛穴の奥に詰まったメイク汚れや皮脂、黒ずみなどを落とすクレンジング方法です。毛穴の黒ずみ・ニキビや吹き出物・お肌のざらつきなどといった悩みがある方は、毛穴に詰まった汚れが原因かもしれません。このように、お肌のトラブルに悩んでいるけれど、自分に合ったスキンケア方法が分からないという人は、ディープクレンジングを試してみるのがおすすめです。

毎日メイクをしていると、お肌の毛穴にはファンデーション汚れが溜まっていったり、目元はアイシャドウやマスカラなどの落ちにくいメイク汚れが溜まり、色素沈着を起こしてしまったりします。毎日しっかりとクレンジングやスキンケアをしているつもりでも、毛穴の奥の汚れまではなかなか完全に落とすのは難しく、完璧にメイクを落とそうとするとついつい力を入れて肌を擦ってしまい、逆にお肌に負担をかけてしまうこともあります。また、あまりお化粧をしないという人でも、毛穴には皮脂や古い角質が詰まってしまうため、ニキビや吹き出物、お肌のざらつきといった悩みを抱えている人も多くいます。このようなお肌の悩みに有効なスキンケアが「ディープクレンジング」です。

ディープクレンジングのやり方

ディープクレンジングはフェイシャルエステなどでも施術メニューにあるようなクレンジング方法なので、自分でやるのは難しいと思われがちです。ですが、通常のスキンケアと同様に、自宅にあるものだけで簡単にディープクレンジングすることができます。

準備するものは、蒸しタオルと普段から使っているメイク落とし、洗顔料だけです。温かいスチームを顔に浴びることのできるフェイススチーマーがあればより効果的にディープクレンジングをすることができますが、ない場合は蒸しタオルでも代用することができます。また、ディープクレンジングは、順番としてメイクを落としてからする方法と、メイクを落とす前にする方法があります。ディープクレンジングは、毛穴の奥に残ったメイクの汚れや、余分な皮脂・角栓などを洗い流すために行うため、基本的にはメイクを落としたあとにするのがおすすめです。メイクを落とす前にディープクレンジングを行いたい場合は、蒸しタオルではなくフェイススチーマーを使ってクレンジングするようにしましょう。

蒸しタオルを使う場合は、メイクをしたまま温かいタオルを肌にのせると、毛穴の奥にメイクや汚れが入り込んでしまうことがあります。フェイススチーマーを使う場合は、顔にスチームを当てることでメイクが浮き上がってくるので、メイク落としをする前に使用しても大丈夫です。

 

【蒸しタオルを使ったディープクレンジング方法】

1.クレンジング・洗顔をする

まず、いつも通りにクレンジングオイルなどを使ってメイクを落とし、洗顔料で洗顔します。

 

2.蒸しタオルを用意する

蒸しタオルは、電子レンジを使うと簡単に用意することができます。スポーツタオルのような細長いタオルがお顔に載せるときに使いやすいため、そのようなタオルが用意できればベストです。

タオルを水で濡らし、軽く絞ってからラップに包むかファスナー付きのプラスティックバッグなどの保存袋に入れ、電子レンジで30秒~1分ほど加熱します。温まったタオルを触ってみてまだ熱くなっていないようなら、様子をみながら10秒ずつ追加して加熱していきます。

 

3.蒸しタオルを顔に載せる

タオルが十分に温まったら、顔に載せて1分くらい置きます。電子レンジから取り出してすぐに顔に載せると火傷してしまう恐れがあるので、熱さを確かめてから顔に載せるようにしましょう。

 

4.クリームなどでマッサージしながら洗う

顔全体が温まり、蒸しタオルの蒸気で毛穴が開いたら、クレンジングオイルやクリームでマッサージしながら顔を洗っていきましょう。この時、クレンジングに使うのは洗浄力の高いオイルタイプよりは、肌に優しいクリームタイプのほうがおすすめです。

マッサージをするときは、無理に擦ったり強い力をかけたりせず、人差し指・中指・薬指の3本で優しく円を描くようにマッサージしていきます

その後、ぬるま湯でしっかりと洗い流します。クレンジングオイルなどを使っていてお肌がベタつく場合は、洗い流したあと洗顔料でもう一度洗顔し、ぬるま湯で洗い流します。

 

5.化粧水、乳液や美容液でスキンケアをする

ディープクレンジングをした後は、しっかりと保湿することが大切です。ディープクレンジングをした後は毛穴が開いているため、いつも以上に肌から水分が奪われやすい状態になっています。せっかく毛穴に詰まったメイク汚れや皮脂、角栓などを洗い流せても、きちんと保湿して毛穴を引き締めておかなければ逆に肌トラブルの原因にもなりかねません。化粧水でたっぷりと保湿したあとは、乳液や美容液などでスキンケアをするようにしましょう。

【フェイススチーマーを使ったディープクレンジング方法】

フェイススチーマーを使うと、より手軽にディープクレンジングをすることができます。メイクを落とした後にディープクレンジングをする場合は、先述した手順で蒸しタオルを使う代わりにフェイススチーマーを使います。

ここでは、メイク落とし前にフェイススチーマーを使ったディープクレンジング方法の手順をご紹介します。

 

1.フェイススチーマーのスチームを顔に当てる

フェイススチーマーを起動し、メイクをしたままのお肌に全体に温かいスチームを当てます。お肌が温まり毛穴が開くまで3分ほどスチームをかけましょう。

 

2.クレンジングをする

普段から使っているクレンジングオイルやクレンジングクリームなどを使い、優しくマッサージするようにしながらメイクを落としていき、ぬるま湯でしっかりと洗い流します。

 

3.洗顔をする

メイクを落とせたら、いつも通りに洗顔料を使って顔を洗い、ぬるま湯で洗い流します。

 

4.化粧水、乳液や美容液でスキンケアをする

蒸しタオルを使ったディープクレンジングと同じく、化粧水や乳液・美容液などでしっかりと保湿をしましょう。また、化粧水を塗るのが大切なのはもちろんですが、その後乳液や美容液を塗るのも忘れないようにしましょう。ディープクレンジング後は毛穴が開いている状態であるため、水分が蒸発しやすくなっています。化粧水のうるおいを逃さないように、しっかりと乳液・美容液でスキンケアをするようにするのがポイントです。

ディープクレンジングのスキンケア効果

先述したように、ディープクレンジングをすると毛穴の奥に溜まったメイクの汚れ、余分な皮脂などを洗い流すことができます。そうすると、お肌にとってどんな効果やメリットがあるのでしょうか。

毛穴の黒ずみが目立ちにくくなる

普段からしっかりクレンジングしているつもりでも、皮脂や古い角質、メイクの汚れなどは毛穴に詰まっていき、その詰まりが酸化することによって黒ずみになってしまいます。特に皮脂が分泌されやすい小鼻、Tゾーンなどは毛穴の黒ずみが目立ちやすく、いちご鼻角栓が気になっている人も多いのではないでしょうか。ディープクレンジングをすると、毛穴に詰まったこれらの汚れを落とすことができるため、毛穴の黒ずみや角栓などが目立ちにくくなります。

 

ニキビや吹き出物ができにくくなる

ニキビや吹き出物ができるのは、過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まることが原因です。毛穴に皮脂が詰まると、「アクネ菌」という菌が繁殖して炎症を起こし、ニキビや吹き出物になります。ホルモンの分泌異常やストレス、食生活の乱れなどによってもニキビや吹き出物はできやすく、何度も繰り返してしまうため悩んでいるという人も多いのではないでしょうか。

ディープクレンジングは、ニキビや吹き出物の原因となる毛穴に詰まった皮脂や汚れを洗い流す効果があります。

 

古い角質が取れてざらつきの無いつるつる肌に

お肌は一定の周期で細胞が生まれ変わっており、この代謝のことを「ターンオーバー」といいます。このターンオーバーによって、古い角質から新しい角質へと変わり、健康で美しい肌が保たれるという仕組みになっています。

ところが、加齢やホルモンバランスの乱れ、乾燥といった原因によってターンオーバーがうまくいかないと、お肌の古い角質がそのまま残ってしまうことになります。古い角質が溜まっていると、お肌のざらつきやごわつき、くすみといった原因になるほか、毛穴をふさいでしまうためニキビや吹き出物の原因になってしまうこともあります。

ディープクレンジングをすると古い角質が除去が促されてざらつきやごわつきの無いなめらかな肌へと導いてくれます。

 

スキンケア・基礎化粧品の浸透率が上がる

蒸しタオルやフェイススチーマーを使って顔を温め、ディープクレンジングをすると毛穴が開き、お肌の角質層も水分を含んでふっくらとした状態になります。このような状態でスキンケアをすると、化粧水などの浸透率も上がるため、よりお肌がうるおう効果が生まれます。しっかりと化粧水や乳液をつけていたり、パックをしたりしていてもいまいち効果を実感できないという人は、肌がごわついているせいで化粧水などの水分をしっかりと吸収できないせいかもしれません。そのような場合は、ディープクレンジングをしてからスキンケアをすると効果を実感できる可能性があります。

フェイススチーマーでディープクレンジングする際の注意点

このように、様々なメリットのあるディープクレンジングですが、特にフェイススチーマーを利用してディープクレンジングをする際には気をつけなければならない点があります。ここでは、安全にディープクレンジングをするための注意点を紹介します。

 

力加減に注意する

ディープクレンジングをする際に、汚れをしっかり落とそうと力を入れてマッサージしてしまったり、ゴシゴシと擦るようにクレンジングしたりしないように気を付けましょう。フェイススチーマーのスチームを当てたお肌は、毛穴が開き角質が柔らかくなっている状態です。そのような状態のお肌に必要以上に強い力を加えると、かえってお肌を傷つけてしまう可能性があります。ディープクレンジングをするときは、クレンジングオイルやクリームなどを使い、必要以上に摩擦がかからないように優しくマッサージするようにしましょう。

 

頻度に気を付ける

ディープクレンジングは、普段のメイク落としやスキンケアでは落としきれない毛穴の奥の汚れを洗浄するためにするクレンジングです。そのため、あまり頻繁にディープクレンジングをしてしまうと、必要以上に皮脂などを洗い流すことにもなってしまいます。必要以上に皮脂を取り除いてしまうと、逆に皮脂が過剰分泌されてしまうため、ニキビや肌荒れのもとにもなってしまいます。ディープクレンジングをする頻度は、週に1、2回程度にとどめておきましょう。

 

保湿・スキンケアをしっかりとする

ディープクレンジングをした後は、いつも以上に毛穴が開いているため、お肌の水分が蒸発しやすい状態になっています。フェイススチーマーのスチームを浴びると、お肌がしっとりとして潤っているように感じますが、普段以上にしっかりと保湿をし、毛穴を引き締めておく必要があります。化粧水をつけるだけではお肌に与えた水分が蒸発しやすいため、乳液や美容液でしっかりと水分をお肌に閉じ込めるようにしましょう。

ツインバードのフェイススチーマー
フェイススチーマー ESH-2787W

イオン化された微細スチームが、肌の角質層までしっかり潤し、ダブルスチームが顔全体を包み込みます。ノズルが可動式なので、胸元から額までらくな姿勢で広範囲をケア。本体の内側には角度が調整できる大型のミラーが付いているので、スチームの当たり具合やお肌の状態を確認しながら保湿ケアやディープクレンジングを行うことが可能です。