■どのような電源を準備すればいいですか。
・「ＡＣ１００Ｖ　１５Ａ以上」を単独でご利用ください。専用ブレーカーを備えた専用回路をご使用ください。同一コンセントで別の電気機器を同時に使用すると電力不足となり、使用不能となる恐れがあります。
・延長コードやコードリールのご使用は避けてください。電圧低下による起動不良や、電圧低下検出により動作が停止し、冷却停止などの不安定動作が懸念されるため、直接、壁コンセントに接続してください。
・電源プラグは２Ｐです。通常の家庭用コンセントでご利用できます。
・１２Ｖ車の電源でもご利用できます。付属のDC電源コードをご利用ください。

■停電時、電源喪失時にはどうなりますか。
・約５分以内に電源回復した場合、および非常用電源に切り替わる場合は、設定はそのまま自動で稼働を再開します。スロースタート（徐々に消費電力が上がり、約５分で定格消費電力になる）からの再開となります。（瞬時の切り替わりでも、本機が停電を検知すると 一度稼働を停止し、スロースタートからの再開となります。）
※電源回復後に本製品の動作を必ずご確認ください。停止していれば、POWERスイッチを押し、所望の温度に設定してご利用ください
・約５分以上電源喪失時は運転が停止し、庫内温度が徐々に上昇します。電源喪失後１５分以内（庫内温度が-20℃、周囲が室温25℃程度の場合）に速やかに非常用電源等に接続し、POWERスイッチを押し、所望の温度に設定してご利用ください。
※停電や故障などで運転が停止した場合の庫内温度上昇参考値（周囲温度25℃　モデルナワクチン240本入りの場合）。
約25～30分で「-20℃　→　-15℃」/ 約2時間で、「-20℃　→ 0℃」
（あくまでも参考値です。早めの電源確保や入替をお願いします。実際の庫内温度状況は、温度ロガーの測定ログを取得して、レポートをご確認ください。）

■停電時に備えた非常用電源装置（発電機/ＵＰＳ等）の推奨はありますか
弊社の推奨品はありません。以下の仕様を参考にご検討ください。
・突入電流
AC100V　約45Ａ（4,500W）　負荷時間　約0.01秒
DC12V　　約50A（600W）　　負荷時間　約0.002秒
※突入電流は、入力側に配置したコンデンサー由来のものです（コンデンサインプット形）。コンセント挿入時、12Vシガレットソケット挿入時、および停電復帰時の電源供給開始時のみに発生します。その後、冷却装置が稼働するときには発生しません。
・定格消費電力：AC100V　55W（0.55A）、DC12V　48Ｗ（4A）
・非常用電源は出力電圧波形を正弦波としてください。矩形波、疑似正弦波仕様のものは使わないでください。

■庫内温度の異常上昇の場合、お知らせ機能はありますか。
・本体や温度ロガーにアラーム機能はありません。温度ロガーの定期的な確認をお願いします。温度しきい値を超えた場合、温度ロガーのERRのＬＥＤがオレンジ色（橙色）に点灯します。速やかに測定ログを取得し、レポートをご確認ください。

■温度ロガーの操作、設定、接続、エラーの確認方法などについて
温度ロガーの製造元の「神栄テクノロジー株式会社」様へお問合せください。

神栄テクノロジー株式会社
Tel. 078-304-6795 / Fax. 078-302-1225
https://www.g-tag.jp/tempview/gt002-t-df/index.html

他、よくある質問はこちらをご覧ください。